
ハーレーのスポーツスター(XL883や1200系)は手放し運転をすると真っ直ぐ走らない
理由は簡単 左側が重いのだ それもかなり。
シート座面の左に見えるメッキカバーがバッテリー搭載位置
その下方向にクランクケースが黄線の位置まで張り出してるのが確認できる
右側は座面の横に見えてるのがオイルタンク(ハーレーはドライサンプ)で、その下には左側のように
エンジンの出っ張りはない
ちなみに乗車してる状態でタンクをニーグリップすることは出来ない
右側はエアクリーナー 左側はニーバー(ジョッキー製)を膝で挟むのだ
話を元に戻す。 このように左が物凄く重いから勝手に左方向へ寄っていく
だから左右のコーナリング特性も違ってくるのでサスセッティングに特有の難しさがある
右を曲がりやすいセッティングにすると、左では随分とオーバーステアになるのでそのサジ加減が
難しく、セッティングしながら左右の妥協点を探るのだ

ワインディングを走行してると必然的にS字カーブが随所に出てくる
右コーナーから左コーナーに切り返すときは上に書いたように左コーナー時はオーバーステアなので
比較的楽に入って行けるのだが、左コーナーから右コーナーに切り返す時にラインが膨らみやすい
幸いにも日本の道路は左側通行なので左コーナーはRが大きく多少誤魔化せててはいるのだが。
だからボクは緩い右コーナーから曲がり込んだ左コーナーと続くS字が好きだ(笑
この事に関してはYO'SHI~さん がダイヤリー(3/20ツーリング)に書いてる事にも繋がってくる
“彼の走りと比較すると、自分の走りやマシンの状態がよくわかる。もっちゃんとの間隔がぐっと詰まるのは右コーナーの立ち上がり。逆に、するっと離されるのが左コーナーの入り口”
YO'SHI~さんに言われて改めて「やっぱりそうか~」と思った次第だ
今回バッテリーをショウライに交換した事により左側で5kg軽くなった
その結果、左右の重量バランスの違いが少なくなり、ハンドリングが激変した
S字の切り返しが非常に軽い!! 03年式までのスポーツスターが左側を5kg軽量化できるのは物凄い
メリットがあるのだ。 マシンの押し引きも軽くなるのでツーリング派のライダーやチョッパー系の
カスタムでも車体が軽くなるというのは、誰にとってもメリットになるだろう。
ボクと同じ形式(~'03まで)のスポスタオーナーは必須と言えるくらいお勧めです
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この記事へのコメント
お久しぶりです。堺に出張中、一度、夜会でお会いいたしました、千葉の鈴木です。毎日、ROMさせていただいています。
私の愛車も、99年のスポスタ1200(でも、どノーマル!)なので、大変参考になります。次に、バッテリーを交換するときには、SHORAIを選びたいです。
時々、バッテリーに関するコメントをUPしていただけると幸いです。
私の愛車も、99年のスポスタ1200(でも、どノーマル!)なので、大変参考になります。次に、バッテリーを交換するときには、SHORAIを選びたいです。
時々、バッテリーに関するコメントをUPしていただけると幸いです。
2012/05/23(水) 16:19 | URL | CLUB XV(鈴) [ 編集]
まさにその通りでハーレーの場合、いかに左を軽くするかで乗り易さや運動性能が変わりますね。
それでもスポーツスターはまだ良い方・・・なのですよ(苦笑)。
それでもスポーツスターはまだ良い方・・・なのですよ(苦笑)。
2012/05/23(水) 20:35 | URL | Rise [ 編集]

お久し振りです また機会があれば夜会にもご参加ください^^
周りの反応で良く聞くのは気温が低い時の始動性が多いです
でも特性を理解してたら問題ないと思ってます 今は暖かいので絶好調です

スポーツスターはまだ良い方って・・ あの赤いヤツは更にですか!
そりゃ随分と困ったちゃんですねぇ
でもまぁ 仕様用途が本来違うバイクですもんね(笑