
ステンレスのボルトは錆びないが、相手を錆びさせてしまうのだ
この場合はユニクロメッキ(だったのだろう)の鉄ワッシャーが餌食となった

同じ環境だった車体側に取り付けるボスは同じ鉄なのに錆は僅かだ
しかし六角部に錆が集中してるのはステンレスの取り付けボルトが原因だろう
このようにステンレスボルトが原因で錆を引き起こすという事は珍しくないのだ
だから安易にステンレスボルトに交換してると痛い目にあう可能性もあるって事です
例えば・・ エンジンマウントボルト
ブラケットをアルミ削り出しに交換してボルトはステンレスってパターンは良くありますよね
この場合に錆が発生する可能性があるのは・・ そう! フレームです
アルミのブラケットはアルマイト処理されてると思うので問題ありません
なぜならアルマイト処理してると電気を通さないから。
でもフレームの塗装が弱ってたりすると、そこが錆の餌食となります
ブレーキキャリパーのボルトをステンレスに交換してる記事を良く見ますが
この場合もキャリパー本体がアルマイト処理されてるので錆は大丈夫です。
でも、ボルトの強度を落としてる・・ つまりはブレーキを掛けるとキャリパーが開くって奴です
だから交換するならパドックのクロモリボルト もしくは64チタンボルトですね^^
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この記事へのコメント
掲示板の頃からですので長い間ロム専門ですがw、奈良で97年式883乗ってます。機械加工屋です。
あとステンレスボルトは熱の問題(伝導率と膨張率)もありますね。ゆるみについて考えて使わないといけなくなるし、雑誌などで「錆びない」というだけで付けてる車両がありますが、管理が大変だろう?と思います。
強度の問題と合わせて、締め付けトルクの値がどー変化するのか?っていうことを雑誌などではあまり見たことありません。
雑誌屋さんが、まさか知らないってことは無いだろうとは思いますが不思議だったりしますw
あとステンレスボルトは熱の問題(伝導率と膨張率)もありますね。ゆるみについて考えて使わないといけなくなるし、雑誌などで「錆びない」というだけで付けてる車両がありますが、管理が大変だろう?と思います。
強度の問題と合わせて、締め付けトルクの値がどー変化するのか?っていうことを雑誌などではあまり見たことありません。
雑誌屋さんが、まさか知らないってことは無いだろうとは思いますが不思議だったりしますw
2012/01/28(土) 16:43 | URL | 山路 [ 編集]

掲示板の頃からですか~! って事は6~8年前位からですね
ありがとうございます
雑誌屋さんでもステンレスボルトの事を知らない人も多いと思います
また凄く良く知ってる人もいます
爽快チューンのYO'SHI~さんはステンボルトは使いたくないとはっきり言いますし(笑
でもまぁステンレスボルトも良い所があるので適材適所ですよね
漁船にはアルミのマストとか甲板とかドアが使われてたりするのですが、鉄のボルトだとかえって電蝕が激しいです。がっつりアルミが食われてしまいます。
鉄が錆び始まってしまうと、ステンレスとアルミの電位差よりも酸化による電荷の移動があるのだと思ってました。地元の造船所でもアルミを固定するときにはステンレスを使ってました。用心するときはナイロンのワッシャを噛ませてましたけど。
鉄が錆び始まってしまうと、ステンレスとアルミの電位差よりも酸化による電荷の移動があるのだと思ってました。地元の造船所でもアルミを固定するときにはステンレスを使ってました。用心するときはナイロンのワッシャを噛ませてましたけど。
2012/01/30(月) 22:04 | URL | だみあん [ 編集]

船舶に使われてるアルミはアルマイト処理されてると思います だからステンレスボルトでもOKです
この記事でステンレスボルトは万能じゃないという事を多くの方に知ってもらえたらと思ってます
決してステンレスボルトが嫌いな訳じゃないですしね ボクのバイクにも一杯使ってます(笑
ええ、市販品のアルミ製品はアルマイト加工されていると思います。
漁船の場合、後加工の手作りの物が多いです。まぁ海で使うからアルミと言っても強度のある物よりも、防食性や溶接性にすぐれたものを使っているのだと思います。
もっちゃんがおっしゃるように、ステンレスは万能では無いですね。粘りがないので折れやすいものが多いし、一度折れてしまうと焼きが入ったり、熱の伝動が良かったりしてドリルが効かなくなったりしてしまいますもんね。ステンレス同士がかじってしまうと手に負えないし。
適材適所というのは大いに賛同いたします。(^_^)
漁船の場合、後加工の手作りの物が多いです。まぁ海で使うからアルミと言っても強度のある物よりも、防食性や溶接性にすぐれたものを使っているのだと思います。
もっちゃんがおっしゃるように、ステンレスは万能では無いですね。粘りがないので折れやすいものが多いし、一度折れてしまうと焼きが入ったり、熱の伝動が良かったりしてドリルが効かなくなったりしてしまいますもんね。ステンレス同士がかじってしまうと手に負えないし。
適材適所というのは大いに賛同いたします。(^_^)
2012/02/02(木) 16:23 | URL | だみあん [ 編集]

64チタンのボルトがもっと手軽だとイイのですが
そうすりゃボクのバイクにも今よりももっと多くのチタンボルトが散りばめられてると思います(笑
軽さを追求したり耐久性を求めたりしはじめると適材適所も奥が深いですね