
新製品のサンプルが出来上がりました~
パドック製 クロモリボルト テーパータイプとスクエアータイプの2種類です
SCM435(クロモリ)を鍛造(冷間圧造) ネジ部は転造 ボルト頭をNC旋盤にて切削加工
表面仕上げには無電解ニッケルめっきを施した
(軸部分が艶消しになっていますが、メッキが掛かってない訳じゃありません)
強度区分は10.9 表面処理が黒染めの場合は12.9なのですが、メッキ処理するボルトは
10.9にしようとネジ協会で決まってるそうだ。 強度区分の参考記事
この場合の強度区分10.9とは100キロまで切れずに9割の90キロまで伸びても元に戻る事を表す
鍛造してるので素地のSCM435よりも引張強度が高く(1000N/mm2)なっています

ボルト交換で気になるのは重さですよね 1本では違いが出にくいのでM8×45を3本で計測した
ステンレス 64g クロモリ・スクエアー 63g クロモリ・テーパー 59g
ご覧のように重量増しの心配はありません
いくつか課題は残ってるのですが、市販に向けて進んでいます
カスタムユーザーは勿論のこと、業者の方も興味あり!?^0^
クロモリボルト 結構イイでしょ! 頭の形状が2種類あるってところがポイントなんです!
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この記事へのコメント
さすがもっちゃんよく調べていらっしゃいますね、強度区分12.9のねじについては、絶対的な強度はあるかも知れませんが、表面処理の時の薬品や、周りの環境、過負荷が掛かった時などの影響で、ある日突然ポキッといくことが多いそうです。これは材質に関係なく強度区分12.9のボルトはその傾向があるみたいです。
だいたいどのような材質でもそうなんですが、硬く強度があるモノは粘りが無く脆いですね。
だいたいどのような材質でもそうなんですが、硬く強度があるモノは粘りが無く脆いですね。
2010/07/04(日) 08:50 | URL | となかい [ 編集]
専門家の意見を聞く度に奥が深くて日々勉強中です
一気に逝ってしまうのは怖いですよね
現在はリアに64チタンのアクスルを入れてるのですが、クロモリで作り直そうかと思い始めています
一気に逝ってしまうのは怖いですよね
現在はリアに64チタンのアクスルを入れてるのですが、クロモリで作り直そうかと思い始めています