
今日は朝から岐阜県まで行って来ました 目的地はNAG SED
電話やメールは数知れずコンタクトを取らせてもらってますが、お会いするのは初めてです
到着する音で分かったのでしょう 表に出てきてくれた姿は
雑誌等で見たままの ヒゲの仙人・・ いやいや キャブ仙人です
挨拶を交わすも、早々に作業ピットで僕のスポをチェック
バボォー バボォー バボォー バボォー バボォーッ!
バァーン バァーン バァーン バァーーン バァーーーン!
アクセルを開けるとサスが動く それを見て「良く整備がデキテますねぇ」と褒められる
こんな一言が結構嬉しかったりする^^
綺麗なラインでセッティング出てる でも全体的に若干濃い
これは僕自身も走ってて多少感じてた事だったが、、その微調整に四苦八苦してた
あと1歩の部分であるのですが、味付けと言ってもエエかな?
そこを適正値を探す為にスペシャル工作してくれました

旋盤にジェットニードルを銜えてストレート径の調整&マイクロメーターでチェック
実走&セッティング変更を繰り返す・・ 繰り返す・・ ライダーは僕^^
永冶さんから感想を聞かれて、それに答える僕 すぐさまセッティングを微調整
また走り出す僕
そうこうしてる内に方向性が見えてきたので宿題をもらって帰路につきました
ホントは磐田まで行ってロッシのM1を見てくる予定にしてたのですが
NAGで時間が掛かりすぎてTHE END 理由はいくるかあるのですが・・

フロントタイヤを回すと「あれ? 何か引きずりが多くなってる?」
十分許容範囲やと言われたが・・ やはり気になる・・
ほんの微細な事かも知れないが気になるからしゃーない(笑
毎年春にブレーキフルードを交換してるが、今回はそんな事もありオイルシールも交換
洗車は殆どしないがキャリパーは洗ってるので、バラしてもコテコテじゃないです^^
少し前のネタで紹介した受け物も大活躍♪ 右のキャリパー部品は右側に、左は左側に。
メンテナンスを終えたキャリパーはピストンの戻りも良好。 あぁ~ スッキリした^^

またまた加速ポンプのダイヤフラムです
中心棒の長さがそれぞれ違います
①FCR純正 0mm(基準) ②パドックオリジナル1.2mm ③2.7mm ④4.1mm
②のパドックオリジナル!ですが、そう言うと聞こえがエエでしょ 実は・・
中心棒の一番長い④は吐出量が少なすぎて使い物にならなかったので
それを短く加工しました
JNもストレート径と切り上がりの違う物を準備し数十通りの組み合わせを色々試しました
友人から「セッティング出しに四苦八苦してるみたいやなぁ・・」とメールが・・
いやいや セッティングは一応出てますねん
でも、これらのダイヤフラムを使って「さらに良くならないか!?」と試行錯誤してる
と言った方がエエかもしれません
今現在で一番良いと思う組み合わせがベストかもしれないし、さらに違うJNと
これらのダイヤフラムのどれかと組み合わせると新発見があるかもしれない
ちなみにガバ開けテストの連続ですが、燃費は約15/Lと思いのほか良好
(フロートを開けた時に抜いたガソリンはタンクに戻さず廃棄の状態)
やはり加速ポンプの排出量を減らしてるのが効いてるのかな!?
ここに詳細なジェット番手やJNの種類、パイロット及びエアスクリューの戻し回転数
などを書いてもエエのですが、真似して壊されても責任持てんし・・
それにこんな事をしなくてもFCR入れたらブリッと走りますわ
僕がやってるのは・・ これぞ爽快チューンです^^
さらに別な爽快チューンを今夜やってました それは明日のネタ(笑

FCRのリンゲージはバリアブルレシオなので、開度をマーキングすると均等になりません
今日は新たに手に入れたJNを使ってセッティングしていました
そのままでも普通に乗れるのですが、ベストを求めてのセッティング作業です
家のすぐ近くに交通量の少ないチョットしたストレートがあります
ウエストバッグには↓工具を入れて。

かなりエエ感じなのですが、微妙な塩梅が理想とチット違う・・
今日の走行フィーリングとお見せできるような代物じゃないメモ書きを見つめ
うぅ~ん・・ と唸っております(笑
明日もエエ天気みたいなので引き続き煮詰めたいと思います
(予定ではセッティングも決まり、某舞鶴ツーにドタ参するつもりやったのになぁ・・)

カワサキMXマシン純正FCR 加速ポンプのダイヤフラム
突起の短い方が250cc用 右の長い方が450cc用 純正ダイヤルラムはこちらを参照

いつもお世話になってるカワサキアトミックへ工具持参で出向き、早速ダイヤフラムを交換。
まずは、違いが分かりやすいように長い方(450cc用)を装着した
エンジンをかけると・・ こりゃ全然ダメです どう考えても薄い・・
続いて短い方(250cc用)に交換する
取り合えず走れそうなので、グローリーホールまでテストを兼ねて行く事にした
走った感じでは うぅ~ん・・ FCRがCVになった!?
何でもそうだが自分自身で取り付けたパーツは先入観が入ってしまうので
グローリーに到着してから師匠に試乗してもらう
「こりゃ現段階では有り得んね」 バッサリ切り捨てられました(笑
これを生かすならJNのテーパー・切り上がり・ストレート径を見直す必要があります
ポン付けで もう最高! とはなりませんでした
また次回に違う組み合わせを試してみたいと思います
大阪が20度前後の気温になってくると龍神スカイラインもエエ時期になりつつあります
あそこは標高1000mですので、この近辺で合わせると龍神では濃くなってしまいます
その中間あたりを狙って決めるには・・ 龍神に行かなきゃね^^

純正CVやFCRには加速ポンプが備わってる
加速ポンプとは・・
アクセルの開け始めは ガソリンよりも比重の軽い空気が先に流れ込み一瞬薄い状態になる
それを補う為 強制的に加速ポンプからピュッ!とガソリンを送ってやる機構です
FCRの場合 4連も2連もハーレーの様なシングルも加速ポンプの中に入ってる
ダイヤフラムは共通なんです
でも加速ポンプは4連でもその内の1個のキャブにしか付いてません
つまり4連もシングルも同じ量のガソリンが排出される訳です
言い方を変えれば4個分を1個で排出してる事になります
これが原因で2連やシングルキャブはアクセルの開け始めが濃すぎる傾向にあるようです
そこで、純正CVのダイヤフラム 実はこれもFCRと共通なんです
でも大きな違いが蓋にありました

昨夜の内に取付けを済ませて、今日はセッティングしてました
FCRのセッティングって雑誌などを見ると難しく書きすぎだと前々から思ってます
今日は超簡単なFCRセッティングを ^^
まず、パイロットスクリューを1回転~1回転半戻す 分からなければ1回転1/4でOK
エアスクリューを1回転~2回転戻す これも分からなければ1回転1/2でOK
ジェットニードルのクリップは真ん中でOK
車種専用になってるFCRキットならメインジェットは取り合えず付属してるままでOK
だって全開域を使う間ってほんの僅かだからです 無視しましょう
エンジン掛けてアイドリングを合わせて、アクセルを開けてみる
普通に吹け上がれば走行してみましょう
走ってみて濃いか薄いか分からなければ、クリップを1段上げ(下げ)する
さっきより良くなったなら、さらにクリップを上げ(下げ)する
もしも悪くなったら戻る(悪くなるまでやってみる)
気持ち良く走行できるようになればセッティング完了
あとは冬と夏でエアスクリューを1/4~1/2回転で微調整するだけです
たったこれだけです 簡単に書きすぎですかね(笑
厳密に言えばジェットニードルの太さや切り上がりなど色々ありますが
乗る度ごとに気温も変わり湿度も変わり、街から標高のある山へ走りに行きと
走行状況がこれだけ違うので許容範囲に入ってれば良しです
また この程度では気難しくなったりしないです
で本日の僕はと言えば・・